寶榮座舞台の構造

怒田沢町諏訪神社農村舞台寶榮座

 

【所在地】豊田市怒田沢町平岩5

 

【呼称】寶榮座(ほうえいざ)

 

【建築の変遷と構造】明治30年再建。萱葺(トタン覆)の入母屋作り。

舞台後方には地形の高低差を利用した奈落と楽屋が併設されています。

当初は「ふすま落とし」と呼ばれる舞台機構が造られていましたが、大正10年(1921年)の改造により直径5.320mの車輪回転式の回り舞台を設置。

建物の規模は間口15.815m、奥行7.350m、舞台高0.815m。両袖に太夫座。

現在は封鎖されていますが、舞台の両側面には幅2.70m、高さ1.84mの床面拡張装置(バッタリ)の仕掛けも造られています。